明日葉の抗メタボリックシンドローム作用

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メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積に加えて糖尿病・脂質異常症・高血圧のうち2つ以上に該当している状態をいいます。
40歳以上の男性の2人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドロームの該当者あるいはその予備群といわれ、正常な人に比べて心筋梗塞などの動脈硬化性疾患のリスクが高くなります。
内臓脂肪が蓄積すると血中アディポネクチン濃度の低下を引き起こし、その結果インスリン抵抗性や各疾患の発症を招くことが知られています。
したがって、アディポネクチンの産生を促進する成分は抗メタボリックシンドローム効果が期待されます。
タカラバイオは明日葉カルコンがアディポネクチンの産生を促進し、抗メタボリックシンドローム効果を発揮することを明らかにしました。

動物実験 明日葉の抗メタボリックシンドローム作用

明日葉「カルコン」の抗メタボリックシンドローム作用を、メタボリックシンドロームモデル動物を用いて評価しました。フルクトースを過剰に摂取させるモデル実験において、ラットに明日葉「カルコン」粉末(CP)を3%混ぜた標準飼料を11週間経口摂取させ、定期的に血糖値や血中のインスリン、トリグリセリド、アディポネクチンの値を測定しました。
血糖値

血中トリグリセリド値

血中インスリン値

血中アディポネクチン値

インスリン抵抗性指数

「インスリン抵抗性」とは
インスリンが作用する臓器(骨格筋・脂肪・肝臓)においてインスリンが効きにくくなっている状態であり、糖尿病や脂質異常症、高血圧の発症の原因となります。





その結果、正常群(水道水・標準餌料)と比較してフルクトース負荷群では血糖値が約15%、血中インスリン値が約220%上昇しましたが、明日葉「カルコン」粉末を投与した群では、ほぼ正常レベルにまで抑制され、メタボリックシンドロームの主要な症状であるインスリン抵抗性の改善が認められました。また血中トリグリセリド値の上昇も明日葉「カルコン」粉末の摂取により抑制されました。
さらに、抗メタボリックシンドロームホルモンであるアディポネクチンの血中濃度は、フルクトース負荷により約30%低下しましたが、明日葉「カルコン」粉末の摂取により正常レベルにまで改善しました。

ヒト試験 明日葉の抗メタボリックシンドローム作用

メタボリックシンドローム該当者と予備群の成人(35〜65歳)9名(男性7名、女性2名)を対象に明日葉青汁(1日当たり明日葉「カルコン」量として12mg摂取)を8週間摂取させ、抗メタボリックシンドローム作用を評価しました。
その結果、明日葉の摂取により腹部内臓脂肪面積、体重、肥満度の指数(BMI)、体脂肪率の減少が認められました。腹部内臓脂肪面積の平均減少量は25.5cm2でした。
さらに、被験者9名のうち5名に血糖値(3〜12mg/dL)、4名にHbA1c(0.2〜0.5%)、8名にLDL-コレステロール値(2〜45mg/dL)の低下がそれぞれ認められました。また、アディポネクチンの血中濃度は摂取前に比べて増加傾向を示しました。
以上のような結果から、明日葉「カルコン」には抗メタボリックシンドローム作用があることが明らかになりました。

糖尿病の境界域を対象としたヒト試験における、明日葉カルコンの血中アディポネクチン増加作用についての研究結果はこちら
腹部内臓脂肪面積

摂取前後のCT画像(代表例)


第13回 日本フードファクター学会総会 (2008) (タカラバイオ発表)

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