明日葉カルコンのアディポネクチン産生促進作用と大豆イソフラボンによる増強

アディポネクチンは脂肪細胞から分泌される抗メタボリックシンドロームホルモンです。
その作用としては、
 1) 骨格筋や脂肪への糖の取り込みを促進し血糖値を下げる
 2) 肝臓や骨格筋を活性化して脂肪燃焼を高める
 3) 血管を拡張して血圧を下げる
 4) 血管に働き動脈硬化の進行を予防する
などが知られています。

最近の研究により、内臓脂肪の蓄積に伴うアディポネクチンの減少が、メタボリックシンドロームの発症に繋がることが明らかとなり、アディポネクチンの量を増やすことがメタボリックシンドロームの予防には大変重要であると考えられています。

タカラバイオでは、明日葉に含まれるカルコンが脂肪細胞に作用しアディポネクチン産生を高めることを明らかにしました。また、この作用を大豆イソフラボンのダイゼインがさらに増強することもわかりました。

スーパー善玉ホルモン アディポネクチンの作用

1996年に日本の研究者(大阪大学 松沢教授のグループ)によって発見され、現在も日本がその研究の最先端をリードし、驚くべき新たな働きが次々と解明されつつあります。

培養細胞実験 明日葉カルコンのアディポネクチン増加作用

培養前駆脂肪細胞3T3L-1を様々なポリフェノール化合物を含む培地で分化誘導し、5日後のアディポネクチン遺伝子発現量を測定しました。
その結果、明日葉カルコンが最も強いアディポネクチン発現増強作用を持つことが明らかとなりました。

ヒト試験 明日葉カルコンの血中アディポネクチン増加作用

糖尿病の境界域(空腹時血糖110〜125mg/dL)の69人に、3ヶ月間明日葉またはプラセボ食(外見は同じでカルコンを含まない)を摂取してもらい、摂取前後の血中アディポネクチンを測定しました。
その結果、明日葉を摂取した人では、プラセボ食を摂取した人に比べて、血中アディポネクチンが有意に増加しました。

明日葉カルコンは、このように血中アディポネクチン量を増加させ、メタボリックシンドローム予防に効果が期待できると考えられます。

明日葉カルコンの抗メタボリックシンドローム作用の研究結果についてはこちら

培養細胞実験 明日葉カルコンと大豆イソフラボンとの相乗効果

明日葉カルコンのアディポネクチン増加作用をさらに強める天然成分を探索しました。培養前駆脂肪細胞3T3L-1の培養液に明日葉カルコンと様々な天然成分を添加して分化誘導し、5日後のアディポネクチン遺伝子発現量を測定しました。
その結果、大豆イソフラボン(ダイゼイン)が明日葉カルコンの作用をさらに強めることが明らかとなりました。

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