明日葉の抗肥満作用

内臓脂肪の蓄積は、メタボリックシンドロームを始め様々な病気に関与していると言われています。
近年の研究により脂肪を形づくる脂肪細胞は、エネルギー源としての脂肪を貯めておくという働きだけでなく、様々なホルモンを分泌する働きを持っていることが明らかになりました。
そして、内臓脂肪が増える=脂肪細胞が肥大化すると善玉ホルモンである“アディポネクチン”の分泌量が減ってしまうことが分かりました。
生活習慣病の予防には、内臓脂肪の蓄積を抑え、小型の脂肪細胞を維持することが重要であると考えられます。

明日葉カルコンには、抗メタボ作用内臓脂肪低減作用抗糖尿病作用などが明らかになっています。タカラバイオでは京都府立医科大学との共同研究において、明日葉カルコンが抗肥満作用を発揮し、小型の脂肪細胞を維持することでアディポネクチンの産生を高めることを明らかにしました。

動物実験 高脂肪食摂餌マウスにおける明日葉カルコンの抗肥満作用

ddYマウスに牛脂を16%配合し、カロリーを標準食の1.5倍にした高脂肪食を与えることで肥満モデルを作成しました。高脂肪食に明日葉カルコン粉末またはコーンスターチ(対照)を5%混ぜて与え、11週間飼育しました。
標準食料を与えたマウスと比較して、高脂肪食料を与えたマウスでは、体重や脂肪重量が増加していました。一方、高脂肪食料に明日葉カルコン粉末を混ぜて与えたマウスでは、体重および脂肪重量が減少していました。
このことから、明日葉カルコンには抗肥満作用があると考えられました。
また、この時内臓脂肪の組織切片を調べたところ、高脂肪食を与えたマウスでは脂肪細胞の肥大化が認められました。一方、高脂肪食に明日葉カルコンを混ぜて与えたマウスでは、脂肪細胞の肥大化が抑えられ、小型の脂肪細胞が認められました。
さらに、高脂肪食を与えたマウスと比較して、明日葉カルコンを混ぜて与えたマウスでは、内臓脂肪中のアディポネクチン量が増加していました。

▲このページのトップへ