明日葉の脂肪肝抑制作用

脂肪肝はこれまで、お酒を飲んでいる人に多いと思われていましたが、最近では、お酒を飲まない人でも脂肪肝になることが分かってきました。
この脂肪肝に酸化ストレスが加わると、さらに非アルコール性脂肪肝炎(NASH)に進行します。そして、この状態を放置すると、肝硬変から肝臓ガンへと進行することが報告されています。NASHの原因には、肥満(内臓脂肪蓄積)や脂質異常症、糖尿病などがあると考えられています。
明日葉カルコンには、抗メタボ作用内臓脂肪低減作用抗糖尿病作用などが明らかになっています。タカラバイオでは京都府立医科大学との共同研究において、明日葉カルコンがNASHの前段階である脂肪肝を抑制する作用をもつことを明らかにしました。

動物実験 明日葉カルコンの脂肪肝抑制作用

II型糖尿病動物KKTaマウスに高ショ糖飼料を摂取させることで脂肪肝を誘発するモデルにおいて、明日葉カルコンの作用を評価しました。高ショ糖飼料に明日葉カルコン粉末またはコーンスターチ(対照)を5%混ぜた飼料を与え、14週間飼育しました。
肝臓の所見から、対照群では脂肪肝に特徴的な肥大化や、脂肪の蓄積による白色化が認められました。
一方、明日葉カルコンを摂取させた群では、肥大化や白色化が抑制されていました。
肝臓の組織切片を調べた結果、対照群では大きな脂肪滴(白い部分)が多数観察されました。
一方、明日葉カルコンを摂取させた群では、脂肪滴の形成が抑制されていました。
対照群と比較して、明日葉カルコンを摂取させた群では、肝臓重量の増加が抑制され、また肝臓中の中性脂肪やコレステロール量の増加が抑制されていました。

以上のことから、明日葉カルコンには脂肪肝を抑制する作用があると考えられました。

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