ボタンボウフウ由来イソサミジンの過活動膀胱改善作用

過活動膀胱とは、急に強い尿意が起こる「尿意切迫感」を中心として、トイレが近くなる「頻尿」や我慢できずに漏らしてしまう「尿失禁」などの症状がみられる病気です。
男女共に多い排尿障害の原因の一つです。疫学調査の結果、加齢とともに有病率は増加し、40歳以上の8人に1人が過活動膀胱であると言われています。
男性では、前立腺肥大症を伴っていることもあります。女性では、運動不足や出産などによる骨盤底筋のゆるみも尿失禁の原因となります。
屋久島原産のボタンボウフウに含まれるイソサミジンという成分には排尿障害改善作用があることが明らかになっています。

タカラバイオは、静岡県立大学・山田静雄先生(薬学部 教授)と共同で、過活動膀胱患者(未治療者)に対するイソサミジンエキスの有効性について臨床試験を行いました。

ヒト試験 イソサミジンの過活動膀胱改善作用

過活動膀胱と診断された初診の女性10名(45歳〜83歳、抗コリン薬の服用なし)を対象にイソサミジンエキスを1日35mg、4週間摂取して頂きました。摂取前後に排尿に関する自覚症状のアンケート調査(国際前立腺症状スコアおよび過活動膀胱症状質問票)、排尿量や残尿量の測定を行いました。
試験実施機関:かげやま医院(泌尿器科専門クリニック)・静岡市
イソサミジンエキスの摂取により、10名中8名において、過活動膀胱スコアの改善が認められました。
排尿に関する自覚症状のアンケート調査の結果、尿意切迫感の項目では10名中7名が改善し、夜間排尿回数が3回以上であった6名中4名で夜間排尿回数の減少が認められました。
このことから、イソサミジンエキスには過活動膀胱を改善する作用があると考えられました。

イソサミジンエキスの摂取前後での排尿量および排尿直後の残尿量を比較しました。

排尿量は、イソサミジンエキスの摂取によって有意に増加しました。
このことから、イソサミジンには排尿量を増やして排尿回数を減らす、つまり、頻尿を改善する働きが期待できます。
また、残尿量もイソサミジンエキスの継続摂取によって有意に減少しました。
このことから、イソサミジンには残尿感を改善する働きがあると考えられました。

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