動脈硬化と泡沫化現象
動脈硬化とは動脈壁が硬くなったり、厚くなるなどして本来の構造に変化をおこし、血管の機能低下をきたす状態をさします。動脈硬化が進行すると血栓形成などによる血流障害が起こり、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞などの心疾患・脳血管疾患の発症につながります。
この動脈硬化の初期病変として、血管内膜においてマクロファージが酸化LDLを取り込み細胞内にコレステロールエステルを蓄積する泡沫化という現象が起こります。この結果、血管内皮の厚みが増し、血管が狭くなり血栓などができやすくなります。
心疾患・脳血管疾患はがんに次ぐ日本人の主要な死因であることから、初期の段階から動脈硬化を予防することが重要です。