ガゴメ昆布「フコイダン」の抗腫瘍作用

動物実験 ガゴメ昆布「フコイダン」のS-180に対する抗腫瘍作用

がん細胞(S-180)を移植したマウスに、移植1週目より4週間フコイダンを飼料に混ぜて与えました。その結果、ガゴメ昆布「フコイダン」に明らかな抗腫瘍作用が認められました。
また、その作用はワカメメカブやオキナワモズクフコイダンに比べて強いことが明らかになりました。
第 65 回日本癌学会学術総会 (2006) (タカラバイオ発表)

ガゴメ昆布「フコイダン」の免疫活性化作用

タカラバイオではガゴメ昆布「フコイダン」にインターロイキン-12(IL-12)とインターフェロン-γ(IFN-γ)の産生を促す働きがあることを発見しました。さらに生体内でナチュラルキラー細胞(NK細胞)が活性化されることも確認しました。
IL-12はマクロファージや樹状細胞などから産生され、NK細胞の活性化やリンパ球からのIFN-γの産生を促進する働きがあります。IFN-γには抗腫瘍作用やNK細胞活性化作用があります。NK細胞は文字通り“生まれつきの殺し屋”細胞で、がん細胞やウイルス感染細胞などの外敵を殺す役割をもつリンパ球の一種です。
免疫力の話
(イメージ図)

動物実験 ガゴメ昆布「フコイダン」のNK細胞活性化作用

がん細胞(S-180)を移植したマウスに、移植後7日目より4週間にわたりフコイダンを飼料に混ぜて与え、4週目に脾臓中のNK細胞の活性を測定しました。
その結果、ガゴメ昆布「フコイダン」に明らかなNK細胞の活性化作用が認められました。
第 65 回日本癌学会学術総会(2006) (タカラバイオ発表)

培養細胞実験 ガゴメ昆布「フコイダン」のIL-12, IFN-γ 産生誘導作用

マウスにあらかじめ、がん細胞(Meth-A)を腹腔内接腫することで抗原感作させました。2週間後にこのマウスの脾細胞を取り出し、シャーレ上で抗原(Meth-A)とガゴメ昆布「フコイダン」を添加しました。
4日間培養後、培養液中のIL-12とIFN-γの量をELISA法によって測定しました。
その結果、ガゴメ昆布「フコイダン」の添加量に応じて培養液中のIL-12とIFN-γ量の増加が認められました。

第 59 回日本癌学会学術総会(2000) (タカラバイオ発表)

細胞実験 ガゴメ昆布「フコイダン」の 腸管免疫活性化作用

経口摂取によるガゴメ昆布「フコイダン」の抗腫瘍作用のメカニズムを明らかにする目的で、腸管免疫システムに焦点を当てて評価しました。
食物や微生物などと常に接している腸管は最大の免疫臓器であり、生体の6〜7割の免疫細胞が集まっているといわれています。
パイエル板は小腸にあるリンパ球が集合した免疫組織で、腸管の免疫、ひいては全身の免疫を活性化する際に重要な役割を果たしていることから、近年注目されている組織です。
第 67回 日本癌学会学術総会 (2008)  (タカラバイオ発表)
マウス小腸よりパイエル板細胞を調製し、ガゴメ昆布「フコイダン」(4〜16μg/mL)とともに37℃で3日間培養しました。この培養液中のインターフェロン−γ(IFN-γ)量を測定したところ、ガゴメ昆布「フコイダン」を添加した場合に対照群と比べて1.7〜2.7倍のIFN-γが産生されていました。
IFN-γには、ナチュラルキラー(NK)細胞を活性化させる作用などが報告されています。これらの結果により、ガゴメ昆布「フコイダン」を経口摂取した際に、ガゴメ昆布「フコイダン」が腸管内でパイエル板の免疫細胞に働いてIFN-γ産生を促進し、NK活性を高めるなど全身の免疫系を活性化することにより、抗腫瘍作用を発揮することが示唆されました。
フコイダンの免疫活性化作用

ガゴメ昆布「フコイダン」のアポトーシス誘導作用

タカラバイオは、ガゴメ昆布のフコイダンの一つ「U-フコイダン」にがん細胞の自殺(アポトーシス)を誘導する作用があることを明らかにしました。

ヒト前骨髄性白血病細胞(HL-60)に、ガゴメ昆布由来「U-フコイダン」を添加して培養しました。
その結果、U-フコイダンによりHL-60の増加は抑えられ、アポトーシス細胞が増えていくことが確認されました。

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