ガゴメ昆布「フコイダン」の生理活性における高分子量の重要性

ガゴメ昆布「フコイダン」は平均分子量が約20万の高分子物質です。
一般に、フコイダンの生理活性には、硫酸基の含量や分子の大きさが重要と考えられています。今回、フコイダンの生理活性における分子量の重要性を詳しく調べるために、ガゴメ昆布「フコイダン」を低分子化し、抗腫瘍作用やNK細胞活性化作用の比較評価を行いました。
酸加水分解法により、硫酸基を保持したまま、ガゴメ昆布フコイダン
(平均分子量20万)を約300〜600の大きさに低分子化した。

動物実験 ガゴメ昆布「フコイダン」の 抗腫瘍作用における高分子量の重要性

がん細胞(S-180)を移植したマウスに移植1週間目よりガゴメ昆布「フコイダン」と低分子化したガゴメ昆布「フコイダン」を飼料に混ぜて与えました。その結果、ガゴメ昆布「フコイダン」を経口投与することにより腫瘍体積の増加抑制が認められましたが、低分子化フコイダンではその効果が弱くなりました。
以上の結果より、ガゴメ昆布「フコイダン」の抗腫瘍作用における高分子量の重要性が明らかになりました。

細胞実験 ガゴメ昆布「フコイダン」の NK細胞活性化作用における高分子量の重要性

ガゴメ昆布「フコイダン」ならびに低分子化ガゴメ昆布「フコイダン」をICRマウス(6週齢)の脾臓細胞に添加培養し、3日後にNK活性を測定しました。
その結果、高分子のフコイダンはNK活性を強める働きが認められましたが、低分子化フコイダンにはNK細胞活性化作用がほとんど見られませんでした。

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