「トゲドコロ」の脂肪燃焼促進作用

「トゲドコロ」の脂肪燃焼促進作用

マウスに標準飼料あるいはトゲドコロを標準飼料に3%混ぜて投与し、水泳運動を1週間に1回行いました。8週間後、臓器を摘出し、脂肪代謝に係る遺伝子の発現をリアルタイムPCRで解析しました。
その結果、
(1) 水泳時間が、トゲドコロ投与群では対照群と比べて10〜20%長くなりました。
(2) リアルタイムPCR解析の結果、トゲドコロ投与群の肝臓において、脂肪酸をエネルギー源に変換する酵素(アシルCoAオキシダーゼ)及び脂肪の代謝に関与する主要なレギュレーターである転写因子PPARα、PPARαと協調的に働く補助因子PGC-1の遺伝子発現がそれぞれ約1.4倍、2.3倍、1.4倍高くなりました。
(3) トゲドコロを投与したマウスの脂肪重量は、対照群と比べて約5%減少していました。
これらの結果を総合しますと、トゲドコロには脂肪組織中の脂肪をエネルギー源に変えて運動機能を高める働きがあり、運動とトゲドコロ摂取を組み合わせることによって、効率よく脂肪を減らすことができると考えられます。
ACO:Acyl-CoA oxidase
PPAR-α:peroxisome proliferator-activated receptor-α
PGC-1:PPARγ coactivator1
日本食品科学工学会 第 55回大会 (2008) (タカラバイオ発表)
「トゲドコロ」摂取と運動による体脂肪燃焼のメカニズム

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